今回は青蓮院門跡の夜間特別拝観の様子を紹介します。
青蓮院門跡は京都東山にある天台宗の門跡寺院で、京都五箇室門跡の一つとして知られています。毎年春と秋には夜の特別拝観が実施されており、諸堂の内部やライトアップされた庭園内を自由に散策することができます。
境内にある京都市天然記念物のクスノキ。親鸞聖人の手植えと伝えられている。
寺内で最も大きな建物である宸殿と庭園の青いライトアップ。夜間特別拝観のイメージ写真にもなっています。一定の間隔で明滅を繰り返します。
龍心池と紅葉のライトアップ。背後にある竹林のライトアップと相まって、まるで絵画の様な美しさを見せていました。
庭園から竹林へと続く階段があります。ここだけ見ると嵐山っぽいかも。
以上、青蓮院門跡の夜間特別拝観でした。京都の名所は三脚使用禁止の場所が多いので夜間の撮影はかなり苦労するのですが、今回はEOS 7Dがその高感度撮影能力を存分に発揮してくれました。一昔前なら手持ち撮影を諦めていたようなシチュエーションでも鑑賞に堪えうる写真が撮れる、本当に良い時代になったものです。