10月中は台風による雨や曇りの日がほとんどで、中々撮影機会に恵まれませんでしたが、11月に入ってからは爽やかな秋晴れの日が増えてきました。この時期から冬場にかけては1年のうちで最も夕景~夜景が綺麗な時期でもあるので、久々に生駒山地の麓から大阪方面を超望遠レンズで撮影してみました。
大阪方面のトワイライト。素晴らしい染まり具合でした。撮影場所は八尾・十三峠線の入り口付近にあるヘアピンカーブ。住所的には八尾市楽音寺となります。
天王寺方面の夕景を超望遠撮影。あべのハルカスや通天閣、天保山大観覧車が見えます。バックの山は神戸市須磨区の鉢伏山~高取山あたりだと思います。
大阪都心部~梅田~京橋方面の夕景を超望遠撮影。くっきりと見える六甲山地の稜線をバックに建ち並ぶ超高層ビル群は非常に壮観な眺め。
夜になると高層ビル群の明かりがさらに際立ちます。標高は約125m。超望遠で高層ビル群を撮影する場合には、このくらいの標高からの方が写真に迫力が出ます。
大阪城を中心にさらにクローズアップ。焦点距離800mm相当。
最後はパノラマ夜景です。どんどん増え続ける高層ビル群の様子が分かります。
以上、生駒山地から見る夕景~夜景でした。山からの夜景撮影では基本的に光の絨毯的な写真が定番となりますが、超望遠レンズでスポットをピンポイントで捉えるのも非常に面白いですし、地形や街並みの特徴をより深く知ることができます。空気の澄んだ日が増えるこれからの季節にはピッタリの楽しみ方かもしれません。