大阪中央郵便局は2008年に高層化計画が発表されましたが、当時複数の大型プロジェクトが進行していたことによるオフィス需要の不安や、旧建築の保存運動の高まりなどもあって、2012年12月から3年間の暫定措置として西梅田スクエアが整備されました。もう暫定利用の期限が迫っており、再開発が動き出すと近々閉鎖されるかもしれませんので、記録として敷地内からの夜景を撮影しておきました。
西梅田スクエア全景。様々なイベント会場として活用されてきました。開放感はあるのですが、やはり一等地の利用方法としては勿体無いと言わざるを得ません。
この箱の内部に旧建物のエントランス部が保存されています。計画では新ビルの吹き抜けスペースに移築されるとのこと。上手に活かして欲しいものです。
現在プレハブの仮設局舎となっている大阪中央郵便局。再開発が始まると隣接している大弘ビルの解体後、敷地の南西側へさらに仮設移転します。
大阪ステーションシティの夜景。この角度から見られるのも最後かもしれません。
オオサカガーデンシティ全景。以前は撮影できなかった構図です。
以上、西梅田スクエアの夜景でした。再開発が始まると西梅田周辺を開放的に撮影できるスペースがなくなってしまうので、将来は貴重な写真になるかもしれません。新しいビルが2019年完成という計画通りに進むかどうかは分かりませんが、大阪駅前の超一等地に相応しい建物になることを期待しましょう。