グランフロント大阪の夜景シリーズ、第3回目は並木道&ザ・ガーデンです。
グランフロント大阪の地上部分には前回までに紹介したうめきた広場の他にも多数のオープンスペースがあります。周辺道路沿いの並木道や本格的な庭園、ザ・ガーデンなど、四季の移ろいを感じられる休憩スペースを利用者に提供しています。
南館と北館の間の道路沿いに設けられたけやき並木の夜景。都市再生特別措置法における道路占用許可の特例措置を利用したオープンカフェが設置されました。
けやき並木の夜景 その2。公道を利用したオープンカフェの営業は新宿に続き国内で2例目。こういった事例は今後の街作りの手本になっていきそうです。
北館の西側には敷地内のセットバック空間を利用したせせらぎのみちが整備されました。公道上の歩道部分を合わせると幅20mの広さになります。
せせらぎのみちの水路。夏場には子供たちが水遊びをする姿が見られそうです。
せせらぎのみちと並行する歩道。3列のいちょう並木が500mに渡って続きます。2期開発が完了すれば、ここが南北のメインストリートになります。
いちょう並木の夜景。将来は第2の御堂筋になっているのでしょうか。
最後は北館と分譲マンションの間に設けられた庭園、ザ・ガーデンの夜景です。うめきた広場がオープンスペースを重視した分、こちらは本格的な庭園になっています。
ザ・ガーデンの面積は約4,000㎡。ライティングデザインも洗練されています。
グランフロント大阪全体の傾向として、水景を重視しているのが良く分かります。
まだホテルやマンションがオープン前ということもありますが、周囲は車の通行も少なく、都心であるとは思えないほど静かな空間になっていました。
ザ・ガーデンから見る北館タワーCの夜景。塔屋のライトアップが綺麗です。2013年6月5日にはインターコンチネンタルホテル大阪が開業します。
以上、並木道&ザ・ガーデンの夜景でした。これらの緑地帯は梅田の街並みに、ゆとりと潤いをもたらすことに成功しており、2期地区の開発にも影響を与えると思われます。次回はグランフロント大阪 南館の夜景を紹介する予定です。