2012/06

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エキスポランド跡地に高さ170m 日本最大の観覧車計画

大阪府吹田市の万博記念公園南側のエキスポランド跡地に教育・娯楽施設を計画している三井不動産(東京都中央区)は、施設の一つとして建設する観覧車が高さ170メートルに達する、と吹田市に提出した環境影響評価提案書の中で明らかにした。(引用元:朝日新聞)

2011年末にパラマウント・リゾート大阪計画を掲げた大阪投資マネージメントとの一騎打ちを制して、三井不動産が落札したエキスポランド跡地の複合施設計画に日本最大の観覧車(高さ170m)が含まれていることが分かりました。高さ170mとなればシンガポールフライヤー(高さ165m)を抜き、世界最大となる可能性もあります。ただし北京(209m)やドバイ(185m)にも計画があるようなので難しいかもしれません。

三井不動産 エキスポランド跡地 複合施設計画 01
施設の配置図(以下、環境事業評価提案書PDFより)。薄いオレンジ色が建物、黄色が駐車場、上部の濃いオレンジ色が観覧車です。

三井不動産 エキスポランド跡地 複合施設計画 02
施設の規模。地上3階建て、高さ28m、延床面積316,300屐

三井不動産 エキスポランド跡地 複合施設計画 03
断面図と立面図。観覧車が飛び抜けています。

万博記念公園南側ゾーン 三井不動産案
コンペ時のイメージ。一応バックに観覧車が描かれていましたが、このイメージを見たときは、まさかこれほどの規模で計画しているとは想像できませんでした。

エキスポランド観覧車 テクノスター 2007年
旧エキスポランドの観覧車、テクノスター。つくば科学博(1985年)のテクノコスモス観覧車を移築したもの。高さは85mと完成当時は世界最大でした。

観覧車以外にも、大型ショッピングモール(ららぽーと?)、教育アトラクション(キッザニア?)、水族館、映画館、温浴施設、スポーツアトラクションなどが盛り込まれるようで、単なる商業施設の枠を超えた総合エンターテインメント施設になりそうな感じです。個人的にはパラマウントの方が良かったと思っていましたが、三井不動産の計画も中々面白いものになりそうで、期待しながら開業を待ちたいと思っています。

旧サントリーミュージアム & なにわの海の時空館 公募へ

天保山の旧サントリーミュージアム、南港のなにわの海の時空館という大阪ベイエリア観光の一翼を担ってきた2施設が新しく生まれ変わることになりそうです。

平成22年12月に閉館し、大阪市に寄贈された大阪ベイエリアの旧美術館「サントリーミュージアム『天保山』」(大阪市港区)について、市は25年度から約10年間、全館を民間事業者に貸し付ける方針を固めた。(引用元:産経新聞)

大阪市が、入館者が低迷している市立海洋博物館「なにわの海の時空館」(住之江区)を、2012年度末までに廃止することがわかった。施設の活用事業者は公募で決める方向で検討している。(引用元:読売新聞)

旧サントリーミュージアムは2013年度から10年間、全館を民間事業者に貸し付ける方針で、2011年3月の事前公募では複数の企業から打診があったとのこと。観光名所となっている海遊館の隣りという好立地は事業者にとって魅力的ですし、IMAXシアターを改修して劇場に転用することも可能と、様々な活用が期待できそうです。

一方、なにわの海の時空館は2012年度で廃止、民間事業者を公募し、2014年度の再オープンを検討しているとのこと。こちらは立地的にも建物の構造的にも非常に厳しい案件になることが予想されます。個人的には再活用のイメージが全く思い浮かびません。資料的に貴重な菱垣廻船の原寸大模型の行方も気になります。

旧サントリーミュージアム天保山 2012年6月
旧サントリーミュージアム天保山。建築家、安藤忠雄氏の設計でサントリーが80億円をかけて建設。現在は半世紀ぶりのツタンカーメン展が大盛況となっている。

なにわの海の時空館 夜景
なにわの海の時空館(左)。海に浮かぶドーム型の展示施設へは海底トンネルを通って入場します。この芸術的なライトアップが残ってくれると嬉しいのですが…。なにわの海の時空館の内部は過去記事で詳しく取り上げていますのでご覧下さい。

天保山ハーバービレッジ 2012年6月
天保山大観覧車と天保山マーケットプレース。

大阪ベイエリアはこれまで天保山と南港を中心に展開し、舞洲などの人工島開発、りんくうタウン、そしてUSJ周辺と分散化が進んできた経緯があります。しかし結果的にどこも中途半端な集積になってしまった感は否めません。今後はそれぞれを強く結びつけて観光の軸にしてく工夫が求められていくと思います。

大林組 GALLERY O 大阪梅田〜難波 都市模型

大阪大林ビル1階ロビーに「GALLERY O」という展示スペースがあります。大阪における大林組の主要プロジェクトを紹介するという趣旨で、巨大な大阪都心部の模型など魅力あるコンテンツが展示されており、都市開発ファンには必見の内容です。

GALLERY Oは大阪都心部から広がる関西エリアにおけるさまざまなプロジェクトを通して、新たな時代をリードする「都市・建築・空間」の魅力を創造する大林組の取組みを人々に発信する場です。都心を含む広範囲の模型により都市再生の今を表現するとともに、大林組による設計及び施工プロジェクトや最新技術を映像やパネルで紹介し、また定期的に展示内容を改訂することでタイムリーな情報を継続的に発信してまいります。(公式パンフレットより)

大林組 GALLERY O ロゴ
GALLERY O (OSAKA OBAYASHI OPEN-NETWORK)のロゴ。

大林組 GALLERY O 全景
GALLERY Oの全景。中央部の巨大模型が目を引きます。

大林組 GALLERY O 展示パネル
大林組の主要プロジェクトを紹介するパネルが並ぶ。

大林組 GALLERY O 大阪都市模型 01
大阪都市模型の全体像。梅田、難波、御堂筋、中之島エリアにおける10階建て以上の建物を1/1000で立体化しています。ガラスで覆われていないのが良い感じ。

大林組 GALLERY O 大阪都市模型 02
大阪都心北部エリアの様子。

大林組 GALLERY O 大阪都市模型 梅田周辺
梅田周辺を東側から俯瞰。大林組が設計・施工に関わった主要プロジェクトは透明のモデル、それ以外は半透明のモデルで区別されているようです。

大林組 GALLERY O 大阪都市模型 グランフロント大阪 01
グランフロント大阪は低層部の植樹まで再現。

大林組 GALLERY O 大阪都市模型 グランフロント大阪 02
梅田スカイビルとグランフロント大阪。うめきた2期地区の進展が楽しみになります。

大林組 GALLERY O 大阪都心模型 西梅田周辺
西梅田周辺。梅田ダイビルと明治安田生命大阪梅田ビルの配置がおかしいので、警備の人に軽く告げておきましたが直してもらえるかどうかは不明。

大林組 GALLERY O 大阪都市模型 中之島周辺 01
中之島周辺を東側から俯瞰。中之島フェスティバルタワーの模型はありません。

大林組 GALLERY O 大阪都市模型 中之島周辺 02
中之島周辺を西側から俯瞰。建設中のダイビル本館堂島 ザ・レジデンス マークタワーの模型があります。新ダイビルは旧建築のままです。

大林組 GALLERY O 大阪都市模型 難波周辺
南海難波駅周辺。さすがになんばパークスの造形は気合いが入っています。

大林組 GALLERY O 大阪都市模型 03
少し目線を落として見ると凄く立体的な街並みに見えます。

GALLERY Oは大阪市中央区北浜東4-33、大阪大林ビル1階ロビーにて平日の午前8時〜午後9時まで開放されています。この大阪都市模型は一見の価値がありますので、ぜひ訪れてみて下さい。地下鉄・京阪北浜駅から徒歩5分程度です。

一部新しいビルが再現されていなかったり、天王寺・阿倍野周辺が切れてしまっていたりと少し残念な点もありますが、あべのハルカス周辺の模型は近鉄大阪阿部野橋駅構内に展示されていますので合わせて楽しむのがベストかもしれません。

(仮称)大阪市中央区北浜東計画 2012年6月

(仮称)大阪市中央区北浜東計画は大阪大林ビル(大林組本店)西隣で建設中の超高層タワーマンションです。地上41階建て、高さ142.45m、総戸数350戸の大規模なプロジェクトで、2014年9月の竣工を目指しています。

(仮称)大阪市中央区北浜東計画 立面図
(仮称)大阪市中央区北浜東計画の北側立面図です。

(仮称)大阪市中央区北浜東計画 2012年6月 01
現地の様子を北西側から撮影しました。既に本体工事が始っているようです。

(仮称)大阪市中央区北浜東計画 2012年6月 02
現時点で正式名称は不明ですが、建築主が三井不動産レジデンシャルですので、同社の高層マンションブランド、パークタワーシリーズになるのではないでしょうか。

(仮称)大阪市中央区北浜東計画 2012年6月 03
敷地の西側から撮影。バックの大阪大林ビル(高さ120m、1973年竣工)は大阪で最も古い100m超の高層ビルです。大林組本店は建設中のダイビル本館(中之島)に移転する予定ですが、その後に何らかの動きがある可能性があります。

(仮称)大阪市中央区北浜東計画 模型
大阪大林ビル1階に展示されているジオラマには、既に本計画の模型が設置されています。透明なビルが大阪大林ビル、その右隣が(仮称)大阪市中央区北浜東計画です。高さ20m程度の差ですが、大林ビルよりもかなり大きく見えます。

前回の記事で紹介した高麗橋地区地区計画は東横堀川を挟んだ目と鼻の先ですので、こちらも高層化されるようだと将来は立派なスカイラインが形成されているかもしれません。今後も合わせてウォッチングしていきたいと思っています。

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