2010/02

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なにわの海の時空館 -大阪湾に浮かぶガラスドーム-

ブログの記事を上手に書くコツとして「記事を一晩寝かせる」というものがあります。
記事を書いた直後というのは妙な達成感があって、案外単純な誤字脱字、表現の誤りに気付かない。それが一晩寝かせて再度読み直すと、他人が書いた文章のように冷静に見直すことができる。まぁこういうことなんですが、最近「なるほどなぁ」と思うことが結構多かったので・・・。

そんな余談は置いといて、今回は大阪南港の「なにわの海の時空館」を取り上げてみます。この施設は大阪市立海洋博物館という副称があるように、海運を使って発展してきた古代〜近世の大阪の歴史を様々な資料やアトラクションを通じて学べるというものです。中身は実際に見ていただくとして、当ブログでは写真を通じて雰囲気だけでも伝わればと思います。

なにわの海の時空館 海底トンネル
まずはこの施設最初の目玉、「海底トンネル」です。全長60mのトンネルでエントランス棟と展示棟(ドーム)を結んでいます。途中の天井には4ヶ所の窓があって、運が良ければ魚が見えるとか。私は見えませんでした(涙) それはともかく、中々SF的な空間であります。

なにわの海の時空館 エスカレーター
トンネルの突き当りには展示棟(ドーム)内へ続くエスカレーターがあります。宇宙基地みたいで勝手にワクワクしてました。上のトンネルも含めて色々な部分が無駄に豪華なのはさすが当時の大阪市といったところです。まぁ我々の税金なんですけど。

なにわの海の時空館 球体ドーム内01
展示棟(ドーム)の内部です。外からは何度も見てますが中に入ったのは初めてなので新鮮でした。やはり360度を海に囲まれているのは不思議な感じがします。

なにわの海の時空館 球体ドーム内02
ドームの天井を見上げてみる。支柱が幾何学模様のように組み合わさっていて、さながらアートのようです。ビニールハウスみたいに太陽光が集まるのか、外に比べるとかなり暖かいです。

なにわの海の時空館 近世の大阪港
近世の大阪港のジオラマです。手前の出っ張っている所が今の天保山です。奥の方を見ると、大阪市内の東西の主要道がほとんど川だったということが良く分かります。

なにわの海の時空館 菱垣廻船 浪華丸01
なにわの海の時空間の目玉、菱垣廻船の「浪華丸」です。復元された後、実際に帆走実験も行われました。もちろんガイド付きで船内に入ることができます。
(参考リンク: 菱垣廻船を海へ!

なにわの海の時空館 菱垣廻船 浪華丸02
浪華丸」その2。全長は30m、重さは約90t。これと同じタイプの船が、米などを積んで大阪の蔵屋敷と江戸を往復していたんだなぁと思うと感動すら覚えます。当時の大阪が商業の中心地だったことを指す「天下の台所」という言葉の意味を改めて実感することができます。

なにわの海の時空館 菱垣廻船 浪華丸03
浪華丸」その3。船体を下から見るとこんな感じです。私の所持している一番の広角レンズでも全体像が収まりませんでした。木と木の組み合わせと、鉄釘だけでこれだけのものを作るんですから、当時の職人技は本当に凄いものだったんでしょうね。

なにわの海の時空館 夕景01
なにわの海の時空館」の夕景です。海にぽっかりと浮かんだガラスの球体が内側からライトアップされ、大阪湾の夕景に華を添えます。

なにわの海の時空館 夕景02
なにわの海の時空館」の夕景その2。こんな形の博物館は世界的に見ても珍しいと思います。大阪市はせっかく作ったんだから、もっと気合を入れてアピールしないと駄目ですね。

今回一通りの展示物を見て回りましたが、個人的に大阪の歴史を見つめ直すいい機会になりました。日本史を語る上でいかに大阪が重要な位置を占めてきたのか大阪人こそもっと知らなければなりません。それは大阪が持つ本来のポテンシャルを知るということでもあります。全体像を掴むためには「大阪歴史博物館」とセットで楽しむのがいいかもしれません。

大坂橋からの風景 〜黄昏ゆく水都大阪

今回は大阪の夜景スポットの中でも特に趣のあるスポットをご紹介します。
大阪城公園と毛馬桜之宮公園を結ぶ歩行者専用橋「大坂橋」です。

大坂橋」は大阪城の北側にあり、東側では大阪ビジネスパークを挟む寝屋川と第二寝屋川が合流、そして大坂橋をくぐると大川と合流し、さらに中之島を構成する堂島川と土佐堀川に分岐するという、水都大阪のダイナミックな景観を楽しめるスポットです。文章で書くとややこしいですが地図を見ていただくと良く分かると思います。

大坂橋から見た中之島方面(京阪電車)01
大坂橋から見た中之島方面です。手前に走っているのは京都と大阪を結ぶ京阪電車。都市と鉄道はやっぱり似合いますね。

大坂橋から見た中之島方面(京阪電車)02
大坂橋から見た中之島方面その2。京阪中之島線の開業に合わせて従来の車両の塗り替えが進められています。一つ上の写真が従来のもの、この写真の車両が新カラーのものです。

大坂橋から見たOBP方面(大阪ビジネスパーク)
大坂橋といえばこの風景。「大阪ビジネスパーク(OBP)」です。水都大阪を代表する景観だと思います。水上バスのアクアライナーが通るのを待って撮影しました。

大坂橋から見た中之島方面の夕景2
黄昏ゆく中之島の高層ビル群。日が落ちるにつれてビルのライトアップや明かりが徐々に灯り始めます。

大坂橋から見た中之島方面の夕景
黄昏ゆく中之島の高層ビル群その2。中央に架かっている2階建ての橋が天満橋です。美しい夕景を見ていると時間を忘れます。

大坂橋から見た大阪城天守閣の夜景
大坂橋から見た大阪城天守閣です。日が落ちると、こちらもライトアップが始まります。今も昔も大阪のシンボルですね。

大坂橋から見たOBP方面の夕景
大坂橋から見た大阪ビジネスパーク(OBP)の夕景。この景観を見るためだけに来ても損はしないです。本当の大阪を知らない人が見たらイメージが180度変わるんじゃないかな?それくらいインパクトがあります。

大坂橋から見たOBP方面の夜景
大阪ビジネスパーク(OBP)の夜景。やはり一体的に開発された空間は統一感があります。それにしてもTWIN21の竣工からもう20年以上になるんですね。年をくうわけだ・・・。

大坂橋から見た天満橋方面の夜景
大坂橋から見た天満橋駅方面の夜景。右側のビルは「大阪マーチャンダイズマートビル(OMMビル)」。左側には日経新聞やテレビ大阪といったマスコミのオフィスが立地しています。大坂橋は寝屋川とともに府道168号線を跨いでいるので、こんな都市景観も楽しめます。

大坂橋から見た京橋方面の夜景
大坂橋から見た京橋駅方面の夜景。中央は「リバーカントリーガーデン京橋」という高層マンションです。この辺りは電線が地中化されていて綺麗です。電線は景観を台無しにするので、地中化はもっと進めて欲しいところです。

大坂橋の夜景
大坂橋の上です。歩行者(自転車)専用なので、落ち着いて夜景を楽しめるのもポイントです。車で通れないからこそ隠れスポットのようになっているのかもしれません。

このように「大坂橋」は、河川、緑、橋、高層ビル、鉄道、城など、都市景観を構成する要素がぎゅっと詰まった素晴らしいスポットです。ドラマやCMの撮影でも使えそうな感じです。興味がある方は気候が良くなったらぜひ訪れてみてください。

梅田・曽根崎お初天神(露天神社)の夜景

今回は大阪梅田の繁華街の一角にある「露天神社(お初天神)」の夜景です。

露天神社(お初天神)は1,300年の歴史を誇る古社で、梅田・曽根崎の総鎮守として崇敬されています。特に近松門左衛門の人形浄瑠璃「曽根崎心中」ゆかりの地として全国的に有名です。

曽根崎お初天神(露天神社)01
南側の鳥居です。周囲はオフィスビルや雑居ビルに囲まれているので少し窮屈な感じです。この写真の手前側にある「梅新第一生命ビル」は1階を吹き抜けにして、この鳥居への参道を設けています。このような周囲に配慮した再開発は大歓迎です。
(参考記事: 都会のミニ参道 from ゴリモンな日々

曽根崎お初天神(露天神社)02
西側の鳥居です。商店街の方から近い入り口です。

曽根崎お初天神(露天神社)03
境内の様子です。繁華街の一角にも関わらず結構静かに感じます。左にあるのが露天神社の社殿です。

曽根崎お初天神(露天神社)04
露天神社です。ここには勉学の神様として知られる菅原道真公などが祭られています。この日も途切れることなく参拝客が訪れていました。

曽根崎お初天神(露天神社)05
玉津大神などが祭られている開運稲荷社です。御神徳は商売繁盛、五穀豊穣、皮膚病治癒とのこと。

曽根崎お初天神通り商店街01
曽根崎お初天神通り商店街の入り口です。かつては神社の境内だったそうです。「すずらん通り」とか「曽根崎センター街」と呼ばれていた時代もありましたが、今の名称のほうが風情があっていい感じです。梅田では阪急東通商店街と並んで活気のある商店街の一つです。

曽根崎お初天神通り商店街02
曽根崎お初天神通り商店街の様子です。昔からある飲食店が多く集まっています。今は閉館してしまいましたが「梅田花月」には良く行っていました。

南港WTCコスモタワー、府庁第2庁舎化へ向け始動

大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)への庁舎移転をめぐり、大阪府は25日、移転させる部局の素案をまとめた。WTC庁舎は咲洲庁舎(仮称)とし、大阪市との連携を行ったり、民間ビルを間借りしたりしている部局など、6部4委員会が対象で、移転規模は約2万2500平方メートル、約2100人。本庁舎の部局の約4割に相当するという。

大阪府庁移転関連のニュースの続報です。議会の反対でもはや不可能かと思われた大阪府庁WTC完全移転ですが、今回の素案による4割の部局、2,100人の移転というのは実に思い切った規模だと思います。少しずつですが橋下知事の野望が実行されつつあるという感じでしょうか。

移転する部局のほとんどは現在、民間のビルを間借りして業務を行っている所ですので、「無駄を省く」という意味では非常に大きな一歩。知事のことですから、おそらくWTCの賃料もかなり低い水準で交渉しているのでしょう。今後も動向を見守っていきたいと思います。

以下、昨年末にコスモスクエアを歩いた時の写真を掲載しておきます。
コスモスクエアのビル群(WTCコスモタワー)01
WTCコスモタワーを中心としたコスモスクエアの高層ビル。新都心の誕生を見越して進出したミズノやハイアット、そしてWTC周辺の土地をずっと塩漬けにしている住友商事や伊藤忠商事にとっても南港地区の活性化は重要な課題です。

コスモスクエアのビル群(WTCコスモタワー)02
コスモスクエア駅前から。かなり空き地が目立ちますが、将来官庁街にすることができれば徐々に埋まっていくでしょう。世間で言われているほど交通の便は悪くないです。むしろ良い部類かも。刷り込まれたイメージとういうのは本当に怖いですね。

WTCコスモタワー見上げ
WTCコスモタワーを見上げてみる。今のところ西日本一の超高層ビル(高さ256m)だけあって首が疲れます。個人的にデザインの好きなビルの一つです。

WTCコスモタワーの案内板
WTCコスモタワーのインフォメーション。今でも既に「大阪市役所第2庁舎」と化しています。当然ながら、「大阪市が責任を取って市役所を移転させるべき」という声は根強くあります。

コスモスクエア駅前のマンション高層群
コスモスクエア駅前の高層マンション群です。この辺りの景色は相当変わりました。左手前には「森ノ宮医療大学 コスモキャンパス」が誕生。大学の進出は街を活性化させるのに一役買いそうです。

コスモスクエア駅前の俯瞰
コスモスクエア駅前を上から。建物が増えてきて咲洲運河もそれなりに見栄えがするようになりました。以前は空き地の中に運河だけがあるという奇妙な風景でした。

咲洲運河から見たWTC
咲洲運河から見たWTCコスモタワーです。写真右側には「大阪フードアウトレット」という施設があるのですが、空き店舗が多く営業中なのにゴーストタウンのようで見るに耐えない有様でした。部局移転を契機にもっと盛り上がって欲しい所です。

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