2009/05

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難波の森(なんばパークス)

6月から長期出張が決まってしまいました・・・。ゆっくり観光でも出来ればブログのネタになっていいんですが、スケジュール的にあまり余裕がありません。撮りためた写真を持っていって何とか更新できたらいいなぁと思ってます。

さて今回は2003年10月に開業した「なんばパークス」を取り上げます。南海ホークスの本拠地であった「大阪球場」の跡地に南海電鉄が計画した大型商業施設です。開業前のコンセプトは「未来都市なにわ新都」。特徴は屋上に設けられた庭園「パークスガーデン」と、大渓谷のようなデザインを持たせた「キャニオンストリート」です。これは「六本木ヒルズ」や「キャナルシティ博多」などを手がけたジョン・ジャーディ氏の設計によるものです。特に「キャナルシティ博多」とは非常に良く似ていて、双子的な商業施設と言えるでしょう。

なんばパークス」は開業以来、目標を大幅に上回る集客を達成し、2007年4月には第2期棟がオープンしました。これによりシネコン「なんばパークスシネマ」や住宅棟「ザ・なんばタワー」が加わり、街として更なる進化を遂げました。今や難波の顔という存在にまで登りつめた感があり、阪神なんば線の開業もあって更なる発展が期待されています。

なんばパークス全景
なんばパークス」の全景です。聳え立つ高層ビルはオフィス棟「パークスタワー」(手前)と高層マンション「ザ・なんばタワー」(奥)です。大阪球場の面影は全く残っていませんが、ピッチャーマウンドとホームベースがあった位置に記念プレートが埋め込まれています。

パークスガーデン
屋上庭園「パークスガーデン」です。約70,000株の植物が植えられているそうです。階段状にかなり複雑な構造になっており、ゆっくりと散策が楽しめるような配慮がなされています。商業施設でありながら都市公園的な性格を併せ持っており、緑の少ない大阪都心にあっては貴重な存在です。

パークスガーデン2
パークスガーデン」の全景です。見れば見るほど面白い構造で、中央に走る渓谷の下が「キャニオンストリート」です。計画当時の経済状況もありましたが、高層ビルを林立させなくても新しい街を作り出せるという典型例だと思います。

なんばパークスの夜景
なんばパークス」の夜景です。ライトアップが凝っていて幻想的です。撮影場所の「スイスホテル南海大阪」からの夜景は今後メインサイトで紹介する予定です。

なんばパークス」はかなりの成功を収めている再開発ですが、大阪人としては南海ホークスが熱戦を繰り広げた舞台を偲ばせる仕掛けがもう少し欲しかったというのが本音かもしれません。しかし再開発が人の流れを変え、街に新しい価値を生み出したことは賞賛されるべきだと思いますし、「難波の森」として今後何十年と愛されていくことを願います。

大阪城とOBPの夜景〜新旧の対比〜

最近寒くなったり暑くなったり、服装の選択に悩む今日この頃です。といってもスーツ姿を変える事は出来ず、中々温度調節がしづらいです。マスクも付けなきゃならないわで結構大変です。

さて今回は久々の夜景シリーズ、大阪ビジネスパークをバックにした大阪城のライトアップ夜景を取り上げてみます。(サイズ大きめなので注意)

大阪城とOBPの夜景

撮影場所は「大阪歴史博物館」、谷町四丁目駅前のNHK大阪放送局脇にある全国でも珍しい高層型の博物館です。眼下に大阪城公園や難波宮跡が広がり、現在の大阪の街並みと過去の大阪を比較しながら展示物を観覧することができる施設です。普段は午後5時で閉館しますが、金曜日のみ午後8時まで観覧が可能となっており、この日だけは夜景も同時に楽しむことができます。

撮影ポイントは何といってもOBPの高層ビル群をバックに輝く大阪城です。これを狙って建てたんじゃないか?と思わせるくらい綺麗な角度で撮影することができます。ただし大阪城のライトアップが強すぎて、露出を大阪城に合わせると全体が暗くなり、バックに合わせると大阪城が完全に白飛びしてしまうという中々設定に悩ませる被写体でもあります。

今の所持機材では完全に見た目を再現することは難しいので、今回はHDR(ハイダイナミックレンジ合成)と呼ばれる手法を採用することにしました。簡単に言えば、明るさを変えて撮影した複数の写真を合成して一枚の写真にしてしまうというものです。これで暗い部分から明るい部分までの階調(ダイナミックレンジ)が広い写真を生み出すことができます。

HDR(ハイダイナミックレンジ写真)元画像
この作例では上の3枚の写真を合成しています。

具体的な作成方法は省きますが、ソフトウェアは「Photomatix Pro」を使用しました。画像を読み込むだけでオートでHDR写真が作れる優れものですが、細かいバランス調整をすればより見栄えのする写真になります。デジタルカメラCCDの限界を超えた作例ができるのは中々面白いものです。ただし写真家としては邪道かもしれないですし、腕が鈍ってしまうような気がしますので多用は禁物ですね。

その他の写真はメインサイト

大阪上本町駅周辺の再開発 その2

前回に続き、上本町駅周辺の再開発をウォッチングします。

上本町ターミナル南東の地区では、大阪市による住宅市街地総合整備事業が行われています。(下の図はザ・上本町タワー公式サイトより)

上本町再開発の全体図
大まかに分けると4つに分かれており、

 崑膾綫崕住病院」の建て替え+住宅整備(桃坂コンフォガーデン)
◆崑膾緝椡追ヶ崎住宅」の建て替え(ザ・上本町タワー)
E躬鎧毀栄賊,琉榲樟彙呂粒発(OSAKAフォレストスクエア)
だ札丱襯淵佗賊,侶て替え+住宅整備(レジデンスタワー上本町)

このように「医療」と「住宅」というキーワードを軸に、最先端の医療施設を備えた緑溢れる住宅街へと変貌させようという超大型プロジェクトです。

上本町のタワーマンション群
再開発地区を南西側から見てみます。計画通り3棟のタワーマンションが完成し、上本町のランドマークとなっています。左から「上本町ヒルズマーク(125.96m)」、「ザ・上本町タワー(126.65m)」、「レジデンスタワー上本町(122.87m)」です。

大阪赤十字病院
ハイテク病院へと生まれ変わった新「大阪赤十字病院」です。歴史のあった旧病棟は建築的にも大変貴重なものでしたが、時代の流れには逆らえず取り壊されてしまいました。跡地の半分は「桃坂コンフォガーデン」として住宅整備されています。

聖バルナバ病院とザ・上本町タワー
こちらも新しく建替えられた「聖バルナバ病院」です。旧病棟は第二次大戦を潜り抜けた名建築(ヴォーリズ設計)でした。後ろの高層マンションは「ザ・上本町タワー」です。

ウェリス上本町ローレルタワー
ちょっと逆光気味ですが再開発地区より西方向です。NTT通信システム本部跡地に建設された「ウェリス上本町ローレルタワー」が聳え立っています。高さは145.5m、この界隈で最高層を誇ります。それにしてもドン・キホーテの派手な外観はいただけません・・・。もっと周囲の落ち着いた景観に馴染ませて欲しいものです。

難波から見た上本町の高層マンション群
西側の難波方面から見た上本町の高層マンション群です。頭抜けた4棟はいずれも2007年以降に建設されたものです。これだけの高層マンションが別個の事業主体によって一気に建設された例は全国でも珍しいと思います。

鶴橋から見た上本町の高層マンション群
東側の鶴橋方面から見た上本町の高層マンション群です。結構珍しい角度の写真かもしれません。このように高層マンション街としては既に大阪でも屈指の規模となっています。

上本町駅周辺は大阪市内有数の文教地区であり、都心でありながら住環境も良く非常に人気の高いエリアです。写真を撮影していても街の雰囲気の良さというのは伝わってくるもので、個人的にも「住んでみたい街」の一つになりました。老後はこの辺に移ってきてもいいかな、なんて考えたりもしています。

大阪上本町駅周辺の再開発 その1

約10日ぶりの更新になりました。最低限、週1回のブログ更新はしたいと思っているのですが、仕事に追われていると中々気力が続かないもので・・・。ほとんど毎日のように更新されているブロガーの方々は本当に尊敬してしまいます。

さて今回は近鉄大阪線のターミナル、大阪上本町駅のレポートです。阪神なんば線の開通と同時に「上本町駅」から「大阪上本町駅」へと名称が変更されました。大阪では上六(うえろく)という略称の方が親しまれています。近鉄の拠点といえば阿倍野というイメージを持たれていますが、本社は創業当時から上本町にあります。

上本町ターミナル全景
上本町ターミナルの全景です。右側が近鉄百貨店、左側がシェラトン都ホテル大阪です。1階部分および地下がホームになっています。既に名阪を結ぶ近鉄特急のターミナル機能は大阪難波駅に移っている感がありますが、百貨店が併設された大型の駅舎や櫛形7面6線のホーム構造は大阪でも屈指の規模であり、また周辺の街並みも非常に洗練されていて、地方から来られた方を案内すると驚かれることが多いです。

シェラトン都ホテル大阪
シェラトン都ホテル大阪です。1985年開業、2007年にスターウッドホテルのシェラトンブランドとしてリニューアルオープンしました。昔から大阪でもステータスの高いホテルの一つとして知られています。国際級ホテルがあるというのは街の格を上げるという意味で非常に重要です。

新「新歌舞伎座」上本町駅南複合ビル
現在、近鉄劇場跡地に建設が進んでいる上本町駅南複合ビル(仮称)の完成予想図です。難波から「新歌舞伎座」が移転し、オフィス、商業施設からなる大型複合ビル(高さ約60m)が建設されます。商業施設は阿倍野における「Hoop」のような位置付けになると思われますので、上本町周辺の活性化に非常に貢献するものと考えられます。

上本町駅南複合ビル(仮称)の建設中写真
上本町駅南複合ビルの建設中の様子です。近鉄劇場が閉鎖された後、上本町から演劇文化の灯が消えかけていましたが、今新たな文化の発信拠点が生まれようとしています。

今回はターミナル近辺を取り上げましたが、その周辺では大規模な区画整備が進んでいます。次回は高層マンション開発を含めた周辺地区のレポートを掲載します。

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