難波・心斎橋

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大丸心斎橋店本館 建替え前の見納め 写真特集

大丸心斎橋店本館が、建て替えのため12月30日で一時閉館しました。建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの代表作であり、また大阪有数の名近代建築ということもあって、本館前には最後の見納めをしようと沢山の人が訪れていました。お別れの意味を込めて、昼と夜、両方の最後の勇姿を写真に収めておきました。

大丸心斎橋店本館建替え計画 完成予想パース
建て替え後のイメージパース。地上11階建て、高さ約60メートル。御堂筋側の外壁を保存し、高層部をセットバックさせることで、景観的調和を目指すとのこと。

大丸心斎橋店 本館 2015年12月 01
北西側から。威風堂々とした外観は心斎橋の顔として親しまれてきました。

大丸心斎橋店 本館 2015年12月 02
南西側から。建替え中は奥の北館にメインの売り場が集約されます。

大丸心斎橋店 本館 2015年12月 03
西側正面から。

大丸心斎橋店 本館 2015年12月 04
御堂筋側エントランス付近。多くの人が名残を惜しんでいました。

大丸心斎橋店 本館 2015年12月 05
エントランス前から見上げる。美しいアール・デコ様式。

大丸心斎橋店 本館 2015年12月 06
創業1717年のプレート。これを見るたびに大丸の歴史を感じます。

大丸心斎橋店 本館 2015年12月 07
エントランス上部のファサード。

大丸心斎橋店 本館 2015年12月 08
赤い屋根の間にはネオ・ゴシック様式のランタンが配置されています。

大丸心斎橋店 本館 2015年12月 09
1913年(大正2年)に商標登録された大丸マーク。七五三の髭文字を使用。

大丸心斎橋店 本館 2015年12月 10
御堂筋側エントランス内側の装飾。このほか内部の各所に凝った装飾が施されていて、さすが日本の百貨店建築史上の最高傑作といわれるだけのことはあります。

大丸心斎橋店 本館 夜景 2015年12月 01
以下、夜の様子です。北西側から。

大丸心斎橋店 本館 夜景 2015年12月 02
恒例となっている外壁のイルミネーション、心斎橋ラルーチェが開催。

大丸心斎橋店 本館 夜景 2015年12月 03
西側正面から。街路樹等があって中々全景を撮影するのが難しいです。

大丸心斎橋店 本館 夜景 2015年12月 04
御堂筋側エントランスのライトアップ。

大丸心斎橋店 本館 夜景 2015年12月 05
同じくエントランス付近のライトアップ。

以上、大丸心斎橋店本館の写真特集でした。内装も撮っている方が多数いらっしゃいましたが、原則的には許可がいるものだと思いますので、外観の撮影に留めておきました。取り壊しは残念ですが、イメージパースを見る限り、外壁部分の保存にはある程度期待できそうなので、ぜひ細部まで完全再現されることを期待しましょう。


本記事がおそらく今年最後の更新になると思います。2014年あたりから更新頻度が少なくなり大変恐縮なのですが、いつもご愛読いただき感謝しております。2016年度は新しい何かをお見せできるよう頑張りますので、何卒宜しくお願い致します。

難波 精華小学校跡地の現況 2015年4月

何度かお伝えしてきた精華小学校跡地の再開発ですが、どうやら計画が難航しているようです。今年2月に以下のような内容の報道がありました。
(経緯の詳細は過去記事1過去記事2過去記事3を参照のこと)

大阪・難波の一等地にあり、平成25年に大阪市が民間に売却した市立精華小学校跡地(中央区、約4200平方メートル)の再開発計画が頓挫していることが21日、関係者への取材でわかった。(引用元:産経WEST)

経緯からして一筋縄ではいかない案件だとは思っていましたが、記事によると共同開発を持ちかけた中堅スーパー会社と資金トラブルが発生しているようで、また分社化して別会社が運営するという点について、原則転売を認めない大阪市との契約違反になる可能性もあり、延期どころか頓挫の可能性すら出てきました。

精華小学校跡地再開発計画 2013年8月案 01
2013年8月の住民説明会で配布された資料の一部。38階建てを想定した(仮称)難波駅前ビルが描かれている。南海難波駅前の活性化に貢献するはずでしたが…。

精華小学校跡地 2015年4月 01 精華通り
2015年4月の精華通りの様子。通りに面するのはこちら側だけとなります。公募が低調だったのも、このアクセスの悪さが原因の一つだと思います。

精華小学校跡地 2015年4月 02
校舎の解体は終わっているようですが、外から窺い知ることは出来ませんでした。

精華小学校跡地 2015年4月 03 南海難波駅前
南海難波駅前からの様子。広告看板の裏側が精華小跡地になります。広告が抜けているのは単に出稿が無いだけなのか再開発の予兆なのかは分かりません。

精華小学校跡地 2015年4月 04 南側1
なんば南海通に面した敷地南側の様子。店舗の退去が進んでいるように見えます。ここが大きく開いて再開発ビルへの入口になると非常に効果が大きいはずです。

精華小学校跡地2015年4月 04 南西側
敷地南西側。チケットショップの辺り。こちらも店舗が退去しています。

精華小学校跡地2015年4月 04 北東側
敷地北東角の店舗も空いています。これも再開発に連動しているのでしょうか。

難波 新歌舞伎座 再開発工事 2015年4月
同じく再開発が進行している新歌舞伎座跡。冠婚葬祭のベルコが複合ビルを建設する予定。現在は内部で解体工事が行われているようです。

このように周囲を見ると何か動きがあるのは間違いなさそうではありますが、今回のような報道を見るに先行きはかなり不安です。同じ市有地の売却関連では、フェスティバルゲート跡地が4回目の公募でようやく事業者が決定したにも関わらず、契約条項の隙を突いて結局パチンコ店にされてしまうという最悪の展開になった例があります。精華小跡地には本当に街のため、市民のためになるものを作って欲しいです。

地下鉄なんば駅コンコースに「ekimoなんば」が開業

2013年10月31日、大阪市営地下鉄の駅ナカ商業施設としては最大の規模となるekimoなんばが開業しました。北改札のNORTHゾーンと南改札のSOUTHゾーンの2つのエリアに全19店舗が出店し、年商19億円の売上を目標としています。

ekimoなんば NORTH 01
北改札(近鉄・阪神側)にあるekimoなんば NORTHゾーンの様子。以前は駅事務所くらいしか無かった場所が、お洒落な商業施設に変貌していました。

ekimoなんば NORTH 02
関西初出店のランキンランキンです。あらゆるジャンルのランキング上位の商品と注目商品だけを集めた雑貨店だそうです。以前は観光案内所がありました。

ekimoなんば NORTH 03
namba HIPS方面へと続く通路も商業施設に。

ekimoなんば NORTH 04
ここがコインロッカーや定期券売り場のあった通路とは思えません。

ekimoなんば NORTH 05
開業日ということで、マスコミ数社が取材に来ていました。

ekimoなんば ショップガイド
ekimoなんばのショップガイド。

ekimoなんば SOUTH 01
南改札(マルイ・高島屋側)を出るとSOUTHゾーンがあります。

ekimoなんば SOUTH 03
SOUTHゾーンにはファッション関連の店舗が集まっています。

ekimoなんば SOUTH 02
店舗ができることで通路幅の縮小を懸念していたのですが、以前よりも広くなったように感じます。大きな柱を利用して店舗と通路の空間を上手く分けています。

ekimoなんば SOUTH 04
ちょっと距離のある近鉄→南海の乗り換えが楽しくなりそうです。

以上、ekimoなんば開業日の様子でした。先に開業したekimo天王寺と同じく、木目調の天井にすることで、駅の通路であることを感じさせない上品な空間を演出していました。イメージ的には既存地下街のなんばウォークNAMBAなんなんの拡張に近く、難波の地下街全体として回遊性と魅力が大きくアップしたように思います。

難波 精華小学校跡地 地元への説明会が開催

以前、大阪市によるプロポーザル方式を経て株式会社成信に売却された元精華小学校跡地が転売に出されているという旨の記事を書いた所、瞬く間にツイッター等で拡散され、精華小愛好会の代表や市会議員の方から直接メールを頂くなど、予想を超える大きな反響がありました。(詳細は過去記事1過去記事2を参照のこと)

それ以来大きな動きはありませんでしたが、2013年8月29日に地元への事業計画説明会が開催されました。そのレポートが精華小愛好会のサイトに掲載されています。

当日の配布資料を見ると、事業主は株式会社成信、設計者は安井建築設計事務所、管理会社はMK管財。解体工事は2期に分けて行われ、2013年9月に解体工事着手、2014年4月に解体工事完了、詳細設計を経て2015年2月に再開発施設の着工予定となっています。設計者が明らかになったことは大きな前進かもしれません。

精華小学校跡地再開発計画 2013年8月案 01
今回資料の完成予想図案。高層化を検討という形で上層をボカしていたプロポーザル案から、明らかに30階以上はあると思われる箱型の高層ビルに変わっています。資料では38階建てを想定、(仮称)難波駅前ビルという名称が付いています。

精華小学校跡地再開発計画 2013年8月案 02
低層部は曲線を持っており、グランフロント大阪のタワーAと似たような雰囲気です。再開発ビルの価値を大きく変えるであろう周辺敷地は現状のまま描かれています。やはり行政側の支援なくして周辺を買収するのは事実上困難なのかもしれません。

今回の説明会では校舎解体のスケジュールが示されたのみで、再開発ビルに関する言及は行われませんでした。このまま成信が事業を継続するのであれば大きな問題はありませんが、週刊誌で書かれていたようにM&Aを使って新たな事業主が姿を現すのであれば、本当に何のためのプロポーザル方式だったのかということになりかねません。この件に関してはまだまだ注視していこうと思っています。

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