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天六阪急ビル解体、高さ155mの高層マンションへ

天神橋筋六丁目駅前にある天六阪急ビルが解体され、跡地に高さ155mの高層マンションが建つということで、見納めを兼ねて訪れてみました。

天六阪急ビルは地上7階建て、新京阪鉄道の暫定ターミナル(当初は梅田乗り入れを計画していた)として大正14年に建設された日本初のターミナルビルです。当時は「天神橋駅」という名称でした。

その後、色々ややこしい鉄道会社の再編を経て阪急電鉄の所有となりますが、建物自体はそのまま使用されていました。1969年、地下鉄堺筋線の開業とともに「天神橋筋六丁目」駅となり、ターミナルビルとしての機能は廃止され現在に至ります。

天六阪急ビル 2010年4月 01
南東側から。天六といえばこのビルというイメージがあります。

天六阪急ビル 2010年4月 02
南側から。建設当時(1925年)では破格の高層建築でした。

天六阪急ビル 2010年4月 03
南西側から。解体工事の様子が分かります。歴史ある建物なので名残惜しいという声も多いみたいです。再開発後の建物に、外壁の色合いなど何らかの意匠が残される可能性はあるかもしれません。

天六阪急ビル 2010年4月 04
東側から。阪急ファミリーストア(旧阪急共栄ストア)の看板はまだ残っていました。

天六阪急ビル 2010年4月 05
北側から。こちらにはターミナル駅の構造が残っています。こういう所にも大阪の大都市化の歴史というかロマンを感じます。知らない人が見たら無骨な建物にしか見えないんでしょうが・・・。

天六阪急ビル 2010年4月 06
天六阪急ビル西側の区画でも立ち退きが進んでいます。

天六阪急ビル 2010年4月 07
駐輪場になったり空地になったり。天六阪急ビル跡地との一体開発なのかどうかが気になります。もし一体開発だとしたら相当な広さになります。

天六阪急ビル 2010年4月 08
このアーケードの状況は阿倍野再開発を連想させます。長期間、歯抜けの状態になるのだけはやめて欲しいですね。

天六阪急ビル、まだ建物の外観が残っている時に撮影できてよかったです。解体工事は一気に進みますから、もし懐かしい思い出が残っている方は早めに見納めしておいた方がいいかもしれません。

なにわの海の時空館 -大阪湾に浮かぶガラスドーム-

ブログの記事を上手に書くコツとして「記事を一晩寝かせる」というものがあります。
記事を書いた直後というのは妙な達成感があって、案外単純な誤字脱字、表現の誤りに気付かない。それが一晩寝かせて再度読み直すと、他人が書いた文章のように冷静に見直すことができる。まぁこういうことなんですが、最近「なるほどなぁ」と思うことが結構多かったので・・・。

そんな余談は置いといて、今回は大阪南港の「なにわの海の時空館」を取り上げてみます。この施設は大阪市立海洋博物館という副称があるように、海運を使って発展してきた古代〜近世の大阪の歴史を様々な資料やアトラクションを通じて学べるというものです。中身は実際に見ていただくとして、当ブログでは写真を通じて雰囲気だけでも伝わればと思います。

なにわの海の時空館 海底トンネル
まずはこの施設最初の目玉、「海底トンネル」です。全長60mのトンネルでエントランス棟と展示棟(ドーム)を結んでいます。途中の天井には4ヶ所の窓があって、運が良ければ魚が見えるとか。私は見えませんでした(涙) それはともかく、中々SF的な空間であります。

なにわの海の時空館 エスカレーター
トンネルの突き当りには展示棟(ドーム)内へ続くエスカレーターがあります。宇宙基地みたいで勝手にワクワクしてました。上のトンネルも含めて色々な部分が無駄に豪華なのはさすが当時の大阪市といったところです。まぁ我々の税金なんですけど。

なにわの海の時空館 球体ドーム内01
展示棟(ドーム)の内部です。外からは何度も見てますが中に入ったのは初めてなので新鮮でした。やはり360度を海に囲まれているのは不思議な感じがします。

なにわの海の時空館 球体ドーム内02
ドームの天井を見上げてみる。支柱が幾何学模様のように組み合わさっていて、さながらアートのようです。ビニールハウスみたいに太陽光が集まるのか、外に比べるとかなり暖かいです。

なにわの海の時空館 近世の大阪港
近世の大阪港のジオラマです。手前の出っ張っている所が今の天保山です。奥の方を見ると、大阪市内の東西の主要道がほとんど川だったということが良く分かります。

なにわの海の時空館 菱垣廻船 浪華丸01
なにわの海の時空間の目玉、菱垣廻船の「浪華丸」です。復元された後、実際に帆走実験も行われました。もちろんガイド付きで船内に入ることができます。
(参考リンク: 菱垣廻船を海へ!

なにわの海の時空館 菱垣廻船 浪華丸02
浪華丸」その2。全長は30m、重さは約90t。これと同じタイプの船が、米などを積んで大阪の蔵屋敷と江戸を往復していたんだなぁと思うと感動すら覚えます。当時の大阪が商業の中心地だったことを指す「天下の台所」という言葉の意味を改めて実感することができます。

なにわの海の時空館 菱垣廻船 浪華丸03
浪華丸」その3。船体を下から見るとこんな感じです。私の所持している一番の広角レンズでも全体像が収まりませんでした。木と木の組み合わせと、鉄釘だけでこれだけのものを作るんですから、当時の職人技は本当に凄いものだったんでしょうね。

なにわの海の時空館 夕景01
なにわの海の時空館」の夕景です。海にぽっかりと浮かんだガラスの球体が内側からライトアップされ、大阪湾の夕景に華を添えます。

なにわの海の時空館 夕景02
なにわの海の時空館」の夕景その2。こんな形の博物館は世界的に見ても珍しいと思います。大阪市はせっかく作ったんだから、もっと気合を入れてアピールしないと駄目ですね。

今回一通りの展示物を見て回りましたが、個人的に大阪の歴史を見つめ直すいい機会になりました。日本史を語る上でいかに大阪が重要な位置を占めてきたのか大阪人こそもっと知らなければなりません。それは大阪が持つ本来のポテンシャルを知るということでもあります。全体像を掴むためには「大阪歴史博物館」とセットで楽しむのがいいかもしれません。

天保山渡船を体験(桜島〜天保山)

大阪港の天保山とUSJのある北港桜島を結ぶ天保山渡船に乗ってみました。
大阪人でありながら一度も乗ったことがなく、以前から時間があったら乗ってみようと思っていました。

天保山渡船は観光船という訳ではなく、あくまで「橋」の代わりという位置づけです。その為、無料で利用できますし、自転車のまま乗ることもできます。(原付は不可)

天保山渡船場の様子
天保山渡船場の桜島側の様子です。意外にも沢山の人が利用していてびっくり。USJのキャストをされている外国人の方も多いみたいです。

天保山渡船 時刻表
桜島側の時刻表です。昼間に1時間2本と郊外の路線バス並に本数があります。

天保山渡船 船内の様子
船内の様子です。定員80人だそうで、自転車のスペースを含めると時間帯によっては満員になりそう。発着時などは結構揺れます。周りの人達は全員慣れているので、観光客の様に写真を撮っていると恥ずかしいです。

天保山大橋
船内から見た天保山大橋。奥のほうがUSJになります。

天保山渡船から大阪都心方面
大阪都心方面を眺めてみました。左側がUSJ、中央あたりが梅田方面です。この日は快晴で潮風が気持ちが良かったです。都会の喧騒を離れた静かなデートにもお勧めできるかもしれません。

弁天町の高層ビルとキャプテン・ハリー号天保山からユニバーサル・シティへ航行する「キャプテン・ハリー号」です。バックは弁天町駅前に聳え立つ超高層ビル群。

天保山ハーバービレッジ
海側から見ると見慣れた天保山も結構雰囲気が違って見えます。右側の南港方面も近く感じますね。

天保山渡船場(天保山側)
ものの数分で天保山ハーバービレッジに到着します。正直もっと乗っていたいですが、距離が短いので仕方ありません。

天保山渡船、初めて乗ってみましたが、手軽に水都観光を楽しんだ気分になれますし、何より無料というのが嬉しいです。時間帯によっては船内からベイエリアの夜景も楽しめそうです。天保山〜桜島以外にも尻無川や大正内港、木津川にも渡船があるので、いつか体験しようと思っています。

観光ガイドブックには天保山や南港を発着する有料の観光船しか紹介されていませんが、他県から来られる方にはこういった裏ルート観光もありだと思います。

ちなみに天保山渡船場の乗り場はコチラ(桜島側天保山側)です。
天保山側は天保山公園からすぐですが、桜島側は駅から若干距離があります。駅からの案内表示も少ないので土地勘がない場合は地図を持っていきましょう。

大阪上本町駅周辺の再開発 その2

前回に続き、上本町駅周辺の再開発をウォッチングします。

上本町ターミナル南東の地区では、大阪市による住宅市街地総合整備事業が行われています。(下の図はザ・上本町タワー公式サイトより)

上本町再開発の全体図
大まかに分けると4つに分かれており、

 崑膾綫崕住病院」の建て替え+住宅整備(桃坂コンフォガーデン)
◆崑膾緝椡追ヶ崎住宅」の建て替え(ザ・上本町タワー)
E躬鎧毀栄賊,琉榲樟彙呂粒発(OSAKAフォレストスクエア)
だ札丱襯淵佗賊,侶て替え+住宅整備(レジデンスタワー上本町)

このように「医療」と「住宅」というキーワードを軸に、最先端の医療施設を備えた緑溢れる住宅街へと変貌させようという超大型プロジェクトです。

上本町のタワーマンション群
再開発地区を南西側から見てみます。計画通り3棟のタワーマンションが完成し、上本町のランドマークとなっています。左から「上本町ヒルズマーク(125.96m)」、「ザ・上本町タワー(126.65m)」、「レジデンスタワー上本町(122.87m)」です。

大阪赤十字病院
ハイテク病院へと生まれ変わった新「大阪赤十字病院」です。歴史のあった旧病棟は建築的にも大変貴重なものでしたが、時代の流れには逆らえず取り壊されてしまいました。跡地の半分は「桃坂コンフォガーデン」として住宅整備されています。

聖バルナバ病院とザ・上本町タワー
こちらも新しく建替えられた「聖バルナバ病院」です。旧病棟は第二次大戦を潜り抜けた名建築(ヴォーリズ設計)でした。後ろの高層マンションは「ザ・上本町タワー」です。

ウェリス上本町ローレルタワー
ちょっと逆光気味ですが再開発地区より西方向です。NTT通信システム本部跡地に建設された「ウェリス上本町ローレルタワー」が聳え立っています。高さは145.5m、この界隈で最高層を誇ります。それにしてもドン・キホーテの派手な外観はいただけません・・・。もっと周囲の落ち着いた景観に馴染ませて欲しいものです。

難波から見た上本町の高層マンション群
西側の難波方面から見た上本町の高層マンション群です。頭抜けた4棟はいずれも2007年以降に建設されたものです。これだけの高層マンションが別個の事業主体によって一気に建設された例は全国でも珍しいと思います。

鶴橋から見た上本町の高層マンション群
東側の鶴橋方面から見た上本町の高層マンション群です。結構珍しい角度の写真かもしれません。このように高層マンション街としては既に大阪でも屈指の規模となっています。

上本町駅周辺は大阪市内有数の文教地区であり、都心でありながら住環境も良く非常に人気の高いエリアです。写真を撮影していても街の雰囲気の良さというのは伝わってくるもので、個人的にも「住んでみたい街」の一つになりました。老後はこの辺に移ってきてもいいかな、なんて考えたりもしています。

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