高層ビル・再開発

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中之島フェスティバルタワーからの眺め (イケフェス大阪2016)

2016年度で3回目の開催となった生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(通称イケフェス)。今回は76件の建物が扉を開き、メインの2日間とプレ期間を含めて109個の見学プログラムが実施されました。その中の一つ、中之島フェスティバルタワーのガイドツアーに参加してきましたので、内容をレポートしておきます。

中之島フェスティバルタワー 2016年11月
中之島フェスティバルタワーの外観。新朝日ビルディングとフェスティバルホールを39階建て、高さ200mの超高層ビルへと建て替えたものです。2012年開業。

イケフェス大阪2016 中之島フェスティバルタワー ガイドツアー 01
ツアーは13階のスカイロビーからスタート。朝日新聞の歴代ビルの変遷について、写真パネルを使って解説して頂きました。、昔の貴重な写真がいっぱいです。

イケフェス大阪2016 中之島フェスティバルタワー ガイドツアー 02
続いて設計を担当した部署の方から構造についての解説がありました。フェスティバルホールを無柱空間にする為、メガトラスという構造を採用しています。

イケフェス大阪2016 中之島フェスティバルタワー ガイドツアー 03
続いてはテラスに出て実物を見ながらの解説。メガトラスの斜めの部分が分割して溶接されている理由は、部材を搬入する橋の耐荷重の制約によるものだったそうです。

イケフェス大阪2016 中之島フェスティバルタワー ガイドツアー 04
ツアーの後半ではなんと屋上へ案内していただけるとのこと。まさかのサプライズに参加者一同エレベーターへ乗り込む前からワクワク感が止まりません。

イケフェス大阪2016 中之島フェスティバルタワー ガイドツアー 05
37階から屋上へと繋がる階段を登っていきます。

中之島フェスティバルタワー 屋上
これが屋上の様子です。あまりの開放感に圧倒されました。

中之島フェスティバルタワー 屋上から東方向
東方向、中之島東部〜生駒山方面。塔屋の壁面があって下側はあまり見えないのですが、さすがは地上200m。素晴らしい絶景を楽しむことができました。

中之島フェスティバルタワー 屋上から東方向 中之島東部方面
中之島東部のバラ園と大阪城、OBP等を収めました。まさに水都大阪ですね。

中之島フェスティバルタワー 屋上から東方向 北浜方面
北浜周辺のタワーマンション群。

中之島フェスティバルタワー 屋上から東方向 OAP方面
OAP方面。背後には鶴見緑地が見えます。

中之島フェスティバルタワー 屋上から南方向
南方向、本町〜難波〜天王寺方面。

中之島フェスティバルタワー 屋上から南方向 あべのハルカス方面
南方向をクローズアップ。あべのハルカスの圧倒的なランドマーク性はやはり凄いです。右側手前で建設中の高層マンションはブランズタワー御堂筋本町

中之島フェスティバルタワー 屋上から南方向 本町周辺
もろ逆光ですが西本町周辺。中央のザ・サンクタスタワー(高さ189m)が巨大です。

中之島フェスティバルタワー 屋上から西方向
西方向は中之島フェスティバルタワーウエストが最上部まで組み上がっている為、ほとんど見えません。眺望は上層部に入るコンラッド大阪に期待でしょうか。

中之島フェスティバルタワー 屋上から北方向
北方向、梅田方面。普段は見ることができない貴重な構図です。

中之島フェスティバルタワー 屋上から北方向 阪急梅田駅方面
阪急梅田駅周辺。梅田阪急ビルを中心としたビル群の谷間から姿を見せるHEP FIVEの観覧車と、遠くには新しいエキスポシティの観覧車が見えています。

中之島フェスティバルタワー 屋上から北方向 JR大阪駅〜グランフロント大阪方面
JR大阪駅〜グランフロント大阪周辺のビル群。ビルの隙間から見えるうめきた2期地区には暫定利用のうめきたガーデンが設営されています。

中之島フェスティバルタワー 屋上から北方向 西梅田方面
西梅田方面。このあたりはビルが近いのでかなり窮屈ですね。

イケフェス大阪2016 フェスティバルホールの大階段
最後はフェスティバルホールの大階段前で解説を聞いてツアー終了となりました。

以上、イケフェス大阪2016中之島フェスティバルタワーガイドツアーの様子でした。ビルの高層階から眺望が見られるのではと予想して参加しましたが、まさか屋上を開放して頂けるとは夢にも思いませんでした。太っ腹な朝日ビルディングさんには本当に感謝です。また来年もどこかの見学会に参加できればと思います。

大阪・夢洲に万博誘致 2025年開催を目指す

大阪府が誘致に向けて動いていた2025年大阪万博ですが、松井知事が菅官房長官と面会、政府が協力の方針を示したことで一気に報道が加熱してきました。

万博記念公園 太陽の塔

安倍政権が、2025年の国際博覧会(万博)の大阪誘致に向け、立候補の調整に入ったことが分かった。20年の東京五輪後の景気浮揚策として有効と判断した。来春にも博覧会国際事務局(BIE、本部パリ)に立候補を届け出る方向だ。(毎日新聞)

大阪府は29日、大阪湾の人工島、夢洲(大阪市此花区)を会場に2025年開催を目指す国際博覧会(万博)の基本構想素案を発表した。テーマは「人類の健康・長寿への挑戦」。高齢社会を迎え、安全な食や健康法、医療・福祉の最先端技術、体に優しい生活スタイルなどを世界の参加国のパビリオンで来場者が体験する。開催費用は約2000億円と試算した。(日経新聞)

会場は以前からIR(統合型リゾート)の誘致を働きかけている夢洲で面積は約100ヘクタール。「人類の健康・長寿への挑戦」をテーマに、日本のほか参加国、企業のパビリオン、公園やイベント会場などを整備する計画。来場者数は約3千万人。開催費用は約2000億円。万博とカジノ等の整備を同時進行で進める方針とのこと。

問題はやはり2000億円の開催費用になると思います。夢洲の埋め立て前倒しや鉄道アクセスの地下鉄中央線延伸を含めると莫大な金額となります。国の威信をかけていた1970年大阪万博や、バブル期の1990年花博、トヨタがバックに付いていた2005年愛知万博と比べると、一筋縄でいかないことは容易に想像できます。

大阪人としては将来世代の負担が膨らまないような費用計画であればぜひ実現して欲しいところですが、イベントの効果は一過性でしかないなので、開催後の跡地利用を見据えた計画が重要になってくると思います。個人的には絶好調を維持するUSJがIRを含めた第2パークを建設、なんて結構現実味があるのではと思っています。

夢洲〜舞洲 夕景 2013年11月
大阪湾の夕景。中央の埋立地が会場候補となる夢洲。既にコンテナターミナル、メガソーラー施設が稼働している。手前側が咲洲コスモスクエア地区

ヨドバシ梅田2期計画が始動 (仮称)ヨドバシ梅田タワー

大阪ステーションシティグランフロント大阪の開業、そしてうめきた2期地区の進展など、大阪駅北側の再開発が本格化する中、長い間その動向が注目されていたヨドバシ梅田2期地区の再開発計画がようやく発表されました。

株式会社ヨドバシカメラ(本社:東京都新宿区、代表取締役 藤沢昭和)は、大阪駅北口の2期計画用地の開発計画 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」 の建設を着手する事を決定致しましたので次の通りお知らせいたします。

(仮称)ヨドバシ梅田タワー 完成予想図
(仮称)ヨドバシ梅田タワーの完成予想図。地上34階建て、高さ約150m。1期地区の外観を継承する低層部に、シンプルなデザインの高層部という構成です。

(仮称)ヨドバシ梅田タワー 全体像
ヨドバシ梅田 一体開発の全体像。用途は商業施設とホテルに大別されます。商業部分はマルチメディア梅田の拡張となるのか、全く新しい物になるのかは不明です。

ヨドバシ梅田 一体開発 ペデストリアンデッキ 01
周囲を取り囲むペデストリアンデッキ(回遊デッキ)も一体的に整備されます。こちらは大阪ステーションシティのカリヨン広場と接続されるAデッキの完成予想図。

ヨドバシ梅田 一体開発 ペデストリアンデッキ 02
グランフロント大阪南館と接続されるBデッキの完成予想図。

ヨドバシ梅田 一体開発 ペデストリアンデッキ 03
大阪新阪急ホテル側、芝田2丁目側と接続される芝一デッキの完成予想図。

ヨドバシ梅田 一体開発 交通広場
北側1階に整備される交通広場の完成予想図。計画では観光バス発着スペースとして活用されるようです。また周辺環境に配慮して壁面の緑化が行われます。

(仮称)ヨドバシ梅田タワー 建設予定地 全景 2016年9月
(仮称)ヨドバシ梅田タワー、建設予定地の全景俯瞰。中央の駐車場部分に新ビルが建設されます。写真手前が芝田2交差点、右側がグランフロント大阪南館

(仮称)ヨドバシ梅田タワー 建設予定地 北西側より 2016年9月
北西側、芝田2交差点から見たヨドバシ梅田1期棟と2期ビルの建設予定地。

(仮称)ヨドバシ梅田タワー 建設予定地 北側より 2016年9月
当初から2期ビルの建設が想定されていた為、北側の壁面はあっさりしたものになっています。おそらく内部も2期ビルとの接続を考慮して設計されていると思われます。

(仮称)ヨドバシ梅田タワー 建設予定地 俯瞰 2016年9月
現在、ヨドバシ梅田の駐車場として利用されている敷地の様子。北側の道路沿い1階部分には観光バスの発着場となる交通広場の整備が予定されています。

ヨドバシ梅田 一体開発 Aデッキ予定地 01 2016年9月
大阪ステーションシティ北東側のカリヨン広場と接続されるAデッキの建設予定地。

ヨドバシ梅田 一体開発 Aデッキ予定地 02 2016年9月
阪急梅田駅へと繋がる歩道橋から見た芝田交差点。デッキが完成すれば目の前にヨドバシが見えるのに中々辿りつけないと言われるような状況は無くなります。

ヨドバシ梅田 一体開発 Bデッキ予定地 01 2016年9月
グランフロント大阪南館と接続されるBデッキの建設予定地。さらにヨドバシ梅田と2期ビル全体を取り囲むようにペデストリアンデッキが建設されます。

ヨドバシ梅田 一体開発 Bデッキ予定地 02 2016年9月
Bデッキグランフロント大阪の玄関に建つ2本の黒い柱の間から伸びてきます。これでJR大阪駅のアトリウム広場からのアクセスが格段に改善されます。

グランフロント大阪南館と連絡橋 2016年9月
グランフロント大阪南館と連絡橋。写真左下の部分からヨドバシ梅田2期地区へと接続されます。写真右側には広大なうめきた2期地区が広がっています。

新阪急ホテル 2016年9月
芝一デッキの建設予定地。写真の正面が大阪新阪急ホテルの北館。

ヨドバシ梅田 2016年9月
2001年11月に開業したヨドバシ梅田。広大なフロアと圧倒的な品揃え、充実のポイントサービスで一気に全国トップクラスの売上を誇る家電量販店となりました。

以上、ヨドバシ梅田 一体開発のニュースと現在の状況でした。開発の噂が出ては消え出ては消えという状態だったので、待ちに待った公式発表という感じです。(仮称)ヨドバシ梅田タワーは2019年秋頃の竣工ということで、2022年の街開きを目指すうめきた2期地区の進行と合わせて、大阪駅北側の景観が一変することになりそうです。

また9階から34階に入居する予定のホテル部分ですが、1,000室規模の巨大ホテルになるということで、老朽化が進む新阪急ホテル(922室 アネックス302室)の移転という噂も現実味を帯びてくるかもしれません。そうなると玉突きで芝田1丁目地区の再開発も見えてくるので、こちらの動向にも注目していきたいところです。

うめきた2期地区再開発 大阪市が地区計画の原案を公表

2016年8月26日、大阪市はうめきた2期地区の地区計画原案の公衆縦覧を開始しました。 「みどり」と「イノベーション」の融合拠点を目標に、約17.1ヘクタールのうち、約4.5ヘクタールを緑地としながら、新産業創出、国際集客・交流及び知的人材育成の機能の導入を中心とした質の高い都市機能の集積を図るというものです。

うめきた2期 地区計画 説明図
うめきた2期の地区計画説明図(大阪市資料より)。メインとなるA地区、南側の道路を隔てたB地区、グランフロント大阪の北側を含むC地区という構成になっています。

うめきた2期地区 全体俯瞰 2016年8月 01
うめきた2期 A地区の俯瞰。まさに再開発の顔となる地区です。中央に約4.5ヘクタールの都市公園、右下にJR大阪駅と接する大阪西口広場が整備されます。

うめきた2期 A地区南側 2016年8月 01
うめきた2期 A地区南側の様子。東西道路沿いに約2ヘクタールの都市公園、その南側に商業、業務、居住、宿泊などの複合機能が導入されることになっています。

うめきた2期 A地区南側 2016年8月 02
うめきた2期 A地区南東側の様子。関空特急はるかの停車する新駅の整備と共に、大阪西口広場が整備されます。既存のうめきた広場を拡張するイメージでしょうか。

うめきた2期 A地区北側 2016年8月
うめきた2期 A地区北側の様子。東西道路沿いに約2.5ヘクタールの都市公園、その北側に商業、業務、居住、宿泊などの複合機能が導入されることになっています。

うめきた2期 A地区北側 俯瞰 2016年8月
うめきた2期 A地区北側の俯瞰。この範囲の殆どが緑地になるイメージ。敷地の北側では、新駅設置のためのJR東海道線支線地下化工事が進行しています。

大阪駅北1号線 2016年8月
グランフロント大阪の北館と南館の間からうめきた2期地区方向。将来、写真奥の梅田スカイビル方面へ東西道路(大阪駅北1号線)が開通することになります。

うめきた2期 B地区 俯瞰 2016年8月
うめきた2期 B地区の俯瞰。以前の提案募集区域には含まれていませんでしたが、この場所も再開発されることが今回明らかになりました。現在は日本通運の関連施設が建っています。業務、商業機能等の導入が計画されています。

うめきた2期 B地区 2016年8月
うめきた2期 B地区の様子。もしかしたら左側にある大阪ステーションシティ駐車場を含めて一体的に再開発が行われる可能性もあります。

うめきた2期 C地区 2016年8月 01
うめきた2期 C地区の様子。南側はグランフロント大阪に、東側は済生会中津病院に接するエリアです。居住、業務、商業機能等の導入が計画されています。

うめきた2期 C地区 2016年8月 02
うめきた2期 C地区の様子。中央右側が関空特急はるかの走るJR東海道線支線。C地区は位置的に高層マンションや医療施設等が建設される可能性が高そうです。

うめきた2期地区 全体俯瞰 2016年8月 02
うめきた2期地区の全景俯瞰。地区計画原案が公開され、徐々に期待感が高まってきました。改めて2014年3月に公開された優秀案を見るのも面白いと思います。

以上、うめきた2期地区の現況でした。再開発が本格化する前の2019年3月までは、まちづくりのプロモーションを兼ねて暫定利用が行われることになっています。敷地が開放されることにより、一気に再開発のムードが高まっていくのではないでしょうか。うめきた2期については、決して一時的な景気状況に左右されることなく、大阪最後の一等地に相応しい、将来を見据えた再開発が行われることを期待します。

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