大阪ドームシティ周辺の再開発 2013年11月

商業施設Pa・dou(パ・ドゥー)の撤去以来、集客施設らしいものが無かった大阪ドームシティですが、阪神なんば線の開通以降、大型商業施設の建設が進み、以前とは見違えるような街並みになりました。約3年半ぶりのレポートになります。

イオンモール大阪ドームシティ 2013年11月 01
2013年5月31日、Pa・douの跡地に開業したイオンモール大阪ドームシティ。核テナントのイオンと126の専門店で構成される大型商業施設です。

イオンモール大阪ドームシティ 2013年11月 02
阪神なんば線のドーム前駅と直結。抜群のアクセスを実現しています。モール型の商業施設はもう珍しくないですが、ここまで駅に近い立地は少ないはずです。

イオンモール大阪ドームシティ 2013年11月 03
イオンモール大阪ドームシティを南側から。手前では大阪ガスの情報発信施設、hu+gMUSEUM(ハグミュージアム)の建設が進んでいます。

hu+gMUSEUM ハグミュージアム 完成予想パース 01
hu+gMUSEUM(ハグミュージアム)の俯瞰パース(手前側)。南(奥側)の敷地にはスーパービバホーム大阪ドームシティ店が先行開業しました。

hu+gMUSEUM ハグミュージアム 完成予想パース 02
hu+gMUSEUM(ハグミュージアム)の完成予想パース。燃料電池と太陽光発電を組み合わせて省エネルギーを実現するスマートハウスの展示等を行うようです。

hu+gMUSEUM ハグミュージアム 大阪ドームシティ 2013年11月
hu+gMUSEUM(ハグミュージアム)建設工事の様子。

スーパービバホーム 大阪ドームシティ店 2013年11月
2013年10月19日に開業したスーパービバホーム大阪ドームシティ店。LIXILグループのホームセンターで、最近は関西方面にも積極的に出店しています。

岩松橋と大正橋 2013年11月
スーパービバホーム屋上からの眺め。手前が岩崎運河に掛かる岩松橋、左奥が木津川に掛かる大正橋です。遠くにはあべのハルカスが見えています。

木津川 2013年11月
中之島方面から流れてくる木津川と堀江方面の眺め。撮影許可の交渉をしたスタッフによると、夜景も中々のものだそうです。また夜に訪れてみようと思っています。

堀江地区のタワーマンション群 2013年11月
南堀江のタワーマンション。左がヴィークタワー南堀江(32階)、右がドゥーシェ南堀江(25階)です。近くではジオタワー南堀江(35階)の計画も進行中。

道頓堀川水門 2013年11月
道頓堀川と木津川の交点に設けられた道頓堀川水門

フォレオ大阪ドームシティ 2013年11月
2011年6月16日、市バス九条営業所跡地に開業したフォレオ大阪ドームシティ。健康、スポーツ、安心をテーマとした商業施設で、大和ハウス工業が運営。

多根総合病院 2013年11月
2011年3月に移転開院した多根総合病院。都市機能の集積が進んでいます。

ドームシティガスビルとガスタンク2013年11月
1996年完成のオフィスビル、ドームシティガスビル。大阪ドーム自体が大阪ガスの工場跡地を再開発したものであり、また同社の創業地という深い繋がりがあります。

大阪市交通局本局庁舎 2013年11月
17階建て、高さ92.72mの大阪市交通局本局庁舎。赤字(当時)の癖に豪華すぎると批判されていました。橋下市長だったら間違いなく縮小を指示していたでしょう。

京セラドーム大阪 全景
3年前の大阪ドームシティです。現在は手前にイオンが建っているため、京セラドーム大阪の全景を撮影することが難しくなりました。今後は貴重な写真になりますね。

以上、大阪ドームシティの様子でした。このように再開発も大詰めを迎えているといった感じです。プロ野球やイベント、コンサート等でフル稼働している京セラドーム大阪の周辺に、オフィス、商業、医療、文化施設の集積が進み、まさに一大集客拠点になろうとしています。やはり阪神なんば線の効果は絶大だったと言えるでしょう。大阪ドームの開業から16年、ようやく本来あるべき姿が見えてきたような気がします。