堺泉北臨海工業地帯の夜景 Vol.1 堺浜

堺泉北臨海工業地帯の夜景シリーズ、第一回目は堺浜です。

堺浜とは新日本製鐵堺製鐵所の高炉休止によって生じた遊休地一帯の総称で、住所的には堺市堺区築港八幡町~匠町の埋立地になります。新日鉄の高炉跡には堺浜シーサイドステージという商業施設が、さらに海側にはシャープ堺工場(グリーンフロント堺)が完成しています。かつてUSJの建設候補地にもなっていました。

臨海工業地帯の沿岸部はほとんどが企業用地および専用港湾となっており、一般人が立ち入ることは出来ません。しかしこの堺浜周辺の沿岸部には遊歩道が整備されていて、工業地帯方面や大阪湾の様子をゆっくりと眺めることが出来ます。

堺浜から南港コスモスクエア方面 夕景
堺浜沿岸部の遊歩道から見たコスモスクエアの高層ビル群とかもめ大橋の夕景。

関西電力南港発電所 夕景
関西電力南港発電所の夕景。煙突は高さが200mもあるのでかなり目立ちます。

堺浜から見た堺泉北臨海工業地帯 01
対岸に見えるコスモ石油堺製油所の夜景。

以下の写真は南側対岸に見える工場群の夜景です。地図で見てもどこの会社かまでは判断できませんでした。もし分かる方がいらっしゃいましたら教えてください。

堺浜から見た堺泉北臨海工業地帯 02
建設中の工場も見事なまでに夜景の一部になっています。

堺浜から見た堺泉北臨海工業地帯 03
整然と建ち並ぶ煙突群。

堺浜から見た堺泉北臨海工業地帯 04
こちらもコスモ石油の工場の一角だと思われます。

堺浜から見た堺泉北臨海工業地帯 05
煙突から立ち上る炎(フレアスタック)が工場夜景の特徴の一つ。

堺浜から見た堺泉北臨海工業地帯 06
何を作っているところなのかは分かりませんが、メカメカしてる所は結構好きです。

堺浜は対岸に見える製油関係の工場群からはかなり距離があるので、肉眼で見てもあまり迫力は無く、撮影には望遠レンズが必要です。しかし大阪湾の夕景や神戸方面の明かりなども見えるので雰囲気はとても良く、そういう意味では工場夜景スポットというよりは通常の夜景スポットに分類した方が適切なのかもしれませんね。

撮影場所周辺の地図