橋下新党(大阪維新の会) 福島区補選で初陣飾る!

23日に投開票された大阪市議補選(福島区選挙区、欠員1)で、橋下徹知事が代表を務める「大阪維新の会」が擁立した新人、広田和美氏(46)が既存政党の候補者ら4人を退け、初当選した。(MSN産経ニュース)

大阪維新の会代表の橋下徹・大阪府知事は23日、対談会のため訪れた松山市内で報道陣の取材に応じ、選挙結果について「大阪都構想が最大の争点。区民は(都構想に反対する)平松市政にノーを突きつけた」と指摘した。(MSN産経ニュース)

大阪市議福島区補選(2010年5月23日)

橋下新党(大阪維新の会)の初陣として市会議員の補欠選挙としては異例の注目を集めた大阪市議福島区補選。開票の結果、維新の会の広田和美氏が2位に大差をつけて圧勝という結果になりました。橋下知事には失礼ですが、正直な所、ここまで大差をつけて勝つとは思っていませんでした。

最大の争点は橋下知事が掲げる「大阪都構想」。大阪の府と市を再編し、二重行政の解消を目指す構想に対して、区民は賛成の意向を示したということになります。同時に大阪都構想に否定的な立場を示す平松市長にノーを突きつけたとも言えます。

現時点では単に民主党政権および既存政党への不信の結果という可能性も否定できませんが、これは来年春の統一地方選ではっきりするでしょう。府議会、市議会で大阪維新の会(とその支持会派)が過半数を取れば大阪の再編は一気に進みます。

とにかく大きな時代の流れが来る予感がした今回の選挙結果でした。